銀座ミツバチプロジェクトとは? 

私たちは銀座のビルの屋上でミツバチを飼っている特定非営利活動法人(NPO法人)です。

 

名 称

銀座ミツバチプロジェクト

住 所

東京都中央区銀座3-9-11紙パルプ会館

お問合せ

03-3543-8201

関連情報

2009.07.26

特定非営利活動法人 銀座ミツバチプロジェクトとは?

私たち『銀座ミツバチプロジェクト』は、食についてのシンポジウムを開催してきた「銀座食学塾」と、銀座の街の歴史や文化を学んできた「銀座の街研究会」の有志たちを中心に集まり、銀座3丁目紙パルプ会館屋上でミツバチを飼っている特定非営利活動法人(NPO法人)です。
このプロジェクトは、ミツバチの飼育を通じて、銀座の環境と生態系を感じるとともに、採れたハチミツ等を用いて銀座の街との共生を感じることを目的としています。

メンバーには、バーの支配人や、スウィーツのパティシエ、演劇プロデューサー、心理カウンセラー、ランドスケーププランナー、弁護士、アナリストなど多様 な職種が集まり、多角的な視点でプロジェクトを構成しています。 またサポーターとして松屋通り親交会、ガス灯通り会、柳通り会、あずま通り会、銀座教会、地元の老舗の若旦那などの他、趣旨に賛同しプロジェクトを支援してくださる個人・団体サポーター(蜂の里親)を募り、活動を推進しています。

どれくらいのハチミツが採れるのか?

銀座の街中で果たしてハチミツが採れるのだろうか?なんて不思議に思われるでしょうが、ミツバチたちが蜜を運べるのが4キロ四方、銀座の街には緑がなくても、その周辺に皇居・浜離宮、はたまた銀座の街路樹など緑豊な自然が残っていたのです2006年3月後半から西洋ミツバチを3群3万匹設置して2ヶ月、その数も10万匹に増えて、蜜の種類もソメイヨシノ、マロニエ、ユリノキなどの都会の樹木から順番にフレーバーなハチミツが採れました。結果6月初旬までに予想の3倍、150キロ超えるハチミツが採れました。2007年は、天候に恵まれたこともあり、更にミツバチの数は15万匹を超え、収量も順調に上がり、3ヶ月で260キロも採れました。
7年目に入り、2011年には840kgもの銀座はちみつが採れるようになりました。

採ったハチミツはどうするのか?

銀座は昔から職人の街、採れたハチミツは銀座の技を活かして、老舗バーでカクテルが、有名なケーキ屋さんや和菓子屋さんなどで様々なスイーツが実現しています。使ってもらう条件はただ一つ「銀座で採れたハチミツは銀座に来なければ食せない」が基本です。また、蜜蝋でロウソクも出来て、そのロウソクでクリスマスイブの日に銀座教会で蜀火礼拝に使用して頂きました

街中でミツバチを飼って大丈夫?

銀座とミツバチなんて大変面白い組み合わせだと思いますが、当初は、針のある昆虫を街に放して大丈夫か?とか、どの程度の蜜が採れるかなど心配はつきませんでした。安全を確保しながら、生産の現場から一番離れたこの街で、自然の恵みとしてのハチミツを採る、その採れたハチミツで街と連携し、歴史と伝統を持ったこの街ならではの様々な企画が出来るインパクトは凄いと思い、早速有志を募り一念発起してスタート致しました。

今後の展開 -感じる、つながる、広がる-

今回、銀座のミツバチが、毎日花粉を採集してきていることにより、近隣の樹木は確実に受粉してソメイヨシノ他の木々が実を付けました。その結果、出来た実を鳥が食べに戻って来る、まさに命を繋ぐサスティナブルな世界が見えてきたのです。「桜の木は宴会するために奇麗な花を咲かせていたんじゃないんだ」と分かった時、ミツバチは私に大切な事を教えてくれたのです。

更に、この街の様々な方々が、職業をこえ、世代をこえて、ミツバチを通して、人と人の顔の見える関係が出来ていきました。まさに、ミツバチが人と人とも受粉してくれたのです。

大きな街の銀座では、ほんの些細な出来事かもしれませんが、多くの方々の共感を生みながら、毎年「桜の花」の便りが聞こえてくる頃に「また銀座にミツバチが帰って来た!」となる予定です。